チラシ(2025年5月号)(裏面)

小6英語(秀才プラン) 解答と解説
解答
she
解説・出題意図
カタカナではすべて「シー」と書くこともありますが、より正確に書こうとすると、前の3つは「スィー」、sheだけ「シー」とするほうが英語の発音に近いです。
ローマ字をすでに習った人であれば知っているかもしれませんが、ヘボン式のローマ字では、日本語の「さしすせそ」は、「sa shi su se so」になりますね。「し」だけshであることに気付いていましたか?
実は、日本語の「さしすせそ」は、2種類の音が交ざっているのです。sやshの部分を子音(しいん)、a,i,u,e,oの部分を母音(ぼいん)と言いますが、日本語の「さ、す、せ、そ」と「し」では、子音が違う音なのです。
同じ子音で母音をアイウエオと変えていくと、「sa si su se so」は「さ すぃ す せ そ」、「sha shi shu she sho」は「しゃ し しゅ しぇ しょ」になります。なんとなく違いが分かっていただけたでしょうか。
この2つの音の違いは、日本人は音としては知っているはずなので、単語を1つ1つ覚えるときにどちらの音なのか確認するクセを付けておけば、正しく使い分けできるようになるはずです。
中3英語(総合5科) 解答と解説
解答
(エ) the others
解説・出題意図
(和訳:私には3人の兄弟がいます。1人は年上で、残りは年下です。)
another, the other, other, the othersの使い分けは、次の表のようになります。
単数 | 複数 | |
特定しない(残りの一部) | another | others |
特定する(残り全部) | the other | the others |
今回の問題では、3人兄弟のうち1人は年上で、残りの2人を指し示す語句を空欄で聞いています。この「残り2人」は誰を指しているのか明らかなので、「特定・複数」になります。そうすると、表のとおり答えは「the others」だと分かります。

この使い分けは、イラストでイメージをつかんでもらえると分かりやすくなります。
≪ another ≫

another = an + other
≪ others ≫

≪ the other ≫

≪ the others ≫

中3数学(総合5科) 解答と解説
解答
9π ㎠
解説・出題意図
図の灰色部分は、大きい円から小さい円を引いた面積になっています。
大きい円と小さい円の半径が分かればそれぞれの円の面積が求められますが、今回の問題では円の半径を求めることはできません。
ではどうするのか。「1つ1つの値が分からなくても、文字置きして計算を進めることができる」というのが、算数と異なる数学の大きな武器となります。ですから、今回も大きい円の半径をa、小さい円の半径をbとして、計算を進めてみましょう。
(求める面積)=(大きい円の面積)-(小さい円の面積)
=a2π-b2π
=(a2-b2) π
ここで、OA= a,OH= a より、
=(OA2-OH2)π
=AH2π …※
=32π
=9π(㎠) …(答)
※ にて、OA2-OH2=AH2 という関係を用いました。
これは「三平方の定理」といいます。
時期によってはまだ習っていない人もいるかもしれませんが、入試では必ず必要になる定理なので、しっかりと使いこなせるようにしていきましょう!
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